猫にお風呂は必要?不要?~我が家の体験談も交えて

キジトラとレッドポイントの姉妹猫 猫多頭飼い
メロ&バニラ

MY猫のお風呂(シャワーシャンプー)体験談~ノミが酷い時には必須!お風呂場での不慮の事故には要注意

まずは我が家の猫のお風呂・シャワーシャンプー事情から

ぶっちゃけますと、ピトー以外はお風呂に入れたことはありません。メロ・チャコ・バニラ・ポツの4匹は生まれてこの方、「お風呂・シャンプー・シャワー何それおいしいの?」状態です

ピトーはまだ生後1か月ほどの野良猫時代に保護した時はノミだらけでした。あまりにノミが酷かったので病院に連れていくまでにお風呂に入れてシャンプーをしてシャワーで洗い流してあげました。病院に連れて行った後は首につけるノミ取りの薬を貰ったので以降はお風呂なしで約9年間過ごしています

ノミだらけで保護した生後1ヶ月の茶白猫
我が家に来たばかりのピトー

あ、チャコは一度だけイレギュラー的にお風呂に入ったことがありますwチャーが2~3歳の時、興奮してダダダダダーッと走り出したのですが、その時お風呂にお湯張りしててお風呂場のドアを開けっ放しにして浴槽の蓋もしてなかったため、マッハの速度で脱衣所を駆け抜けて浴槽へスーパーダイブ!!!

今は笑い話になってますが、誰もいない時だったらと考えると少しゾッとします。それ以来、お風呂場での不慮の事故防止のために浴槽の蓋と浴室ドア閉めは絶対にするようにしています

お風呂やシャンプーの必要性~我が家のお風呂童貞猫たちの体臭や臭い事情

さて、ほとんどお風呂童貞といってもいい我が家の猫ちゃんたちですが汗、それで不具合や不都合があるのかと言われると、ぶっちゃけ特に無いです(キリッ‼

パイセン猫たちは生まれてから約16年、ピトーは約9年、お風呂もシャワーもシャンプーもしていませんが、特にそれが原因で何かの病気に罹患したとか悪臭で困っているとかという事も全くありません

猫はとてもキレイ好きな動物というのはとても有名で、猫を飼っていらっしゃる方には常識だと思いますが、本当に猫には体臭というものがありません。自分は猫のモフモフお腹に顔を埋めるのが至福の時なのですが、殆ど臭いはありません。ほんのりと、ほんのわずかな獣臭がするだけです(だがそれがいいッ!!w

キレイ好きだからこそ重要な病気のサインとなる愛猫の悪臭~普段と違う臭いには要注意

前述したとおり、猫はとても清潔でキレイ好きな生き物です。毛づくろい(グルーミング)は欠かさず、多頭飼いだと猫同士でグルーミングし合ったりしているのでお風呂やシャワーをしなくても毛並みはとてもキレイだし変なにおいも殆どしません(ただし、加齢による口臭はあります

逆に言うと、そんなキレイ好きな猫だからこそ変な臭いがしたらそれは病気等の重要なシグナルともなり得ます

皮膚炎や膿皮症、膿瘍といった皮膚疾患の可能性もありますし、最悪腫瘍による悪臭の可能性も考慮しなくてはなりません。毛づくろいが出来ないのが原因となる悪臭であれば、衰弱、倦怠感を伴う全身疾患や内臓疾患の可能性も考えなくてはならないでしょう

実際我が家でも、化膿による悪臭が強烈だったポツの細菌感染による皮膚疾患、毛づくろいが出来ず毛並みがくすんで臭いもきつくなったチャコの腎臓病と、臭いで病気に気付いた例があります

愛猫から普段とは違う臭いを感じたときは念のため動物病院に診てもらうことをおススメします

キレイ好きで繊細な猫の性格と毛づくろいし臭いに敏感な習性・本能がもたらす喧嘩等デメリット要因

生後間もないピトーを動物病院に連れて行った時、獣医さんにお風呂やシャワーを定期的にした方がいいのか聞いたことがあります。先生は

「外に出さず家の中で飼っているのなら基本的に不要だと思いますよ」

今となったらその意味が本当に良く分かります。むしろ、シャンプーしたりして普段とは違う匂いがすれば、繊細で清潔な猫にとってはストレス要因にもなるし、水を嫌うという習性も含めて精神的な意味でもマイナス要因が多いと思います。何より多頭飼い環境では、仲の良かった猫が普段とは違う匂いを放つ猫を威嚇したりして最悪不仲となってしまう等のネガティブ要素にもなり得ます

なのでどうしてもキレイにしてあげたい場合、我が家では無香料の洗わないドライシャンプーを使用しています。チャコやメロ、天国に旅立ったノンも病気の時にはドライシャンプーで洗ってあげていましたし、高齢で毛づくろいしなくなったニコの晩年も同様でした

諸事情などによりどうしてもお風呂やシャワーで洗ってあげたいという場合は無香料のシャンプーを使用してあげたほうがいいと思います、特に多頭飼いの環境では

キジトラ猫
お風呂ダイブのチャコ

まとめ~ストレスの原因?猫ファーストであれば不要不急のお風呂シャンプーは控えましょう

最後に猫におけるシャンプーやお風呂・シャワーの必要性についてのまとめです

  1. 特別な事情が無ければシャンプーやお風呂は不要
  2. 猫の異臭・悪臭を感じたら病気を疑いましょう
  3. 洗ってあげたいなら水を使わないドライシャンプーがおすすめ
  4. シャンプーは無香料で猫のストレスや他猫とのトラブルを軽減

あくまで我が家の歴代猫ちゃんも含めた8匹の体験談で語らせていただくと、お風呂やシャンプ―、シャワーの必要性は感じません。猫ファーストの観点で考えると、病気などで不衛生な状態になった時やトイレの失敗等でよほど汚れているなどの特殊な事情でない限りはお風呂シャンプーは控えめにした方がいいのではないでしょうか

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