ピトーの健康診断から1週間。今日は健診結果を聞きにかかりつけの動物病院へ。ついでに1週間点眼した右目の状態も診てもらってきました。
結膜炎はほぼ完治で点眼中止
キャリーバッグに入れようとすると逃げるピトー。妻と二人がかりでテレビの裏へと追いつめてようやく捕獲w
前回と同じくキャリーの中でキョロキョロ、ピーピー、落ち着きのなさも我が家一ですな、しかも断トツ♪
病院へ着くとすぐに先生のお話を聞きに診察室とは別の部屋へと通されます。
まずは目の状態を診てもらいます。涙は既に大分良くなっていたのですが、やはり先生からも点眼はストップしてもいいでしょうとのこと。残った点眼薬は保管してもらって、また涙が酷くなるようなら連絡してくださいとのことでした。
血球検査結果 ヘモグロビン値や赤血球値が…高い?原因は?
んでもって本題の健診結果へ
まずは血球検査結果ですが下記の通りです
検査結果 | 値 | 単位 | 基準値 |
---|---|---|---|
白血球(WBC) | 71 | 10e2/uL | 55 -195 |
赤血球(RBC) | 1136 ↑ | 10e4/uL | 500 -1000 |
ヘモグロビン(HGB) | 15.1 ↑ | g/dL | 8.0 -15.0 |
ヘマトクリット(HCT) | 46.8 ↑ | % | 24.0-45.0 |
平均赤血球容積 | 41.2 | fL | 39.0-55.0 |
平均赤血球ヘモグロビン量 | 13.3 | pg | 12.5-17.5 |
平均赤血球血色素濃度 | 32.3 | g/dL | 30.0-36.0 |
血小板(PLT) | 31.3 | 10e4/uL | 30.0-80.0 |
リンパ球% | 25.3 | % | 20.0-55.0 |
単球% | 1.4 | % | 1.0-4.0 |
好酸球% | 9.1 | % | 2.0-12.0 |
顆粒球% | 64.2 | % | 35.0-78.0 |
リンパ球 | 18 | 10e2/uL | 15-70 |
単球 | 1 | 10e2/uL | 0-9 |
好酸球 | 6 | 10e2/uL | 0-15 |
顆粒球数 | 46 | 10e2/uL | 25-128 |
RDW-CV | 14.2 | % | 13.0-17.0 |
RDW-SD | 23.4 | fL | 20.3-37.4 |
PCT | 0.31 | % | 0.00-2.90 |
平均血小板容積 | 9.9↓ | fL | 12.0-17.0 |
PWD血小板分布幅 | 13.8 | % | 0.0-50.0 |
赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットが基準値よりやや高く、平均血小板容積がやや低くなっていますが、先生曰く
「血液がちょっと濃い程度ですね」
とのこと。水分補給が少なくなる冬場も影響しているのではとのことで、何より病的なものであればもっと数値が跳ね上がるということらしいです。てわけで経過観察でいいでしょうということでした。
なお、検査マニュアル冊子での説明によると…赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットの高値は脱水、心疾患、真性赤血球増加症が疑いがあるようです。逆に低値の場合は様々な原因による貧血ということですね。
最も心配な肝臓(肝機能)と腎臓(腎機能)に関する検査数値は…
続いては外部機関に委託して検査してもらった健康診断結果っス
検査項目 | 検査結果 | 単位 | 参考基準値 |
---|---|---|---|
総蛋白(TP) | 8.4 | g/dL | 5.7-8.7 |
アルブミン(Alb) | 3.0 | g/dL | 2.6-4.0 |
グロブリン(Glob) | 5.4↑ | g/dL | 2.8-5.0 |
アルブミン/グロブリン比 | 0.55 | ||
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT) | 40 | u/L | 34-120 |
アルカリフォスファターゼ(ALP) | 28 | u/L | 13-119 |
ガンマグルタミルトランスフェラーゼ(GGT) | 1.4 | u/L | ≦2.5 |
総コレステロール(Tcho) | 148 | mg/dL | 80-290 |
総ビリルビン(Tbil) | 0.1 | mg/dL | ≦0.8 |
グルコース(Glu) | 96 | mg/dL | 74-150 |
IDEXX SDMA | 8 | μg/dL | 0-14 |
尿素窒素(BUN) | 25 | mg/dL | 15-33 |
クレアチニン(Cre) | 1.6 | mg/dL | 0.8-2.1 |
BUN/クレアチニン比 | 15.62 | ||
カルシウム(Ca) | 9.9 | mg/dL | 8.3-10.7 |
リン(P) | 5.1 | mg/dL | 2.8-6.9 |
グロブリン値が基準数値よりもやや高いですが、こちらもこの程度であれば問題ないだろうと先生。
個人的に最も心配だった肝機能と腎機能に関する数値が正常だったのが嬉しいですね。ちなみに先生がおっしゃるには肝機能に関しては特にアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)とアルカリフォスファターゼ(ALP)、腎機能に関しては尿素窒素(BUN)とクレアチニン(Cre)の値を最も重要視するのだとか。
なお、ピトーがやや高値だったグロブリン値ですが、検査結果報告書の説明では脱水や感染、腫瘍等で上昇するとのこと。次の検査で下がってればいいのですが…
というわけで、先生から「次の検査は1年後でいいでしょう」という言葉をいただき部屋を出たら受付の看護師さんが「今日は検査結果の説明だけなので会計は結構ですよ、お疲れさまでした」という嬉しい言葉がw
こちとら払う気満々でしたが…うーん、良心的だなぁと改めて感謝感謝っスなぁ
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