ポツ闘病記①より続きます
見慣れぬフォルムに威嚇する兄妹猫…部屋を別々に隔離
家へと帰宅し、カラーをつけたまましばしリビングで過ごさせることにしたポツ。すると見慣れない器具を装着した異形のポツに興味を示したチャーが寄ってきてポツのお尻の匂いをクンクン。気配に気づいたポツがチャーの方に顔を向けた瞬間チャーが…
フーーーーッ!!!!
いやいや、あんたから寄って行ったのになんて理不尽な…w本当に可哀そうなポツ
早速処方してもらった抗生物質のアモキクリア錠を砕いて粉末状にし、普段食べている缶詰に混ぜて食べさせます。もちろん完食!うちの子は基本ご飯に混ぜたら薬ごと完食してくれるので本当に助かります。ただし、他の猫に食べられないかしっかり見張りながらというのはもちろん欠かせません
ご飯食べた後はポツを寝室に移してそのまま就寝。夜中に私の布団の上で寝ようとするポツ…うはぁ、重い、重すぎる。悪夢にうなされそうだ
再診まで抗生物質投与&カラー装着~至って元気なポツ…これホントに闘病記なのかw
そんな日々が過ぎ、7月28日。診療予約を入れた日となりました
ポツの状態ですが…最初の診察以降のこの2日間、相変わらず抗生物質入りのご飯は完食。快眠、食欲旺盛で寝室でピトーとじゃれあったり相変わらず他の猫にうざがられたり…と、カラー装備でメガホンのようなフォルム以外は全くいつも通りのポツです
気になる膿瘍部ですが、患部を刺激するのが怖いのでじっくりとは見ていないのですが一見膿は出て無さそうですし異臭は完全に無くなりました
てなわけで夕方に2日ぶりの動物病院へ
洗浄消毒と抗生物質~投薬治療終了までの経緯とポツの現在地
まずは診察室へと通され、先生に様子を聞かれたので至って元気で薬も滞りなく飲んでいる旨を伝えます。そしてキャリーケースごと先生に預けて洗浄消毒をしてもらうため一旦待合へ
看護師さんに呼ばれて再び診察室へ
耳の根元の膿瘍は奇麗になっており、膿も出てないですねとのことで一安心。念のため4日後に診療しますのでということで予約を取って終了です
4日後の診療でも異常や悪化はなく、めでたく治療終了となりました
約半年経過した現在ですが、はげて穴になっていた左耳元の炎症部もきれいに元通りとなりケガの痕跡は全く感じられませんし食欲も含めて以前通りという感じですね
まとめ~臭いは重要、隔離も重要、カラーは常備必須
今回のポツの細菌感染による膿瘍での気づきや教訓を忘備録もかねて記しておきます
- 猫から普段嗅いだ事のない臭いを感じたら化膿してないか体をチェック
- ケガや病気などで皮膚に病変がある場合はカラー必須(普段から家に常備しておく)
- ケンカなどで患部が悪化しないよう回復するまでは猫を別の部屋に隔離
まず1ですが、化膿して膿が出ていたら異臭がしますので体をチェックしてみましょう。結構すごい臭いなので恐らくすぐ気づくレベルですよ
2については、病院に連れて行ったらカラーを貰えると思うのですが病院に行くまでに患部を悪化させないためにカラーは常備しておくことをおススメします
最後に3。猫が複数いる多頭飼いのご家庭ではこれも必須事項だと思います。隔離部屋が無いよ~という場合にはキャットケージでいいですが、カラーをつけている場合ならなるべく高さの無いケージの方がいいと思います。カラーで視界が狭いうえにカラーが邪魔になって猫ちゃんが落下してしまう恐れがあるので…
というわけで、我が家の多頭飼い経験からですが、猫を愛する皆様のご参考になれば幸いです
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