猫がご飯を食べない…病気?病院に連れて行かなくては!
猫の場合、もちろん病気でご飯を食べないこともありますが、実は病気以外の原因で食欲不振(減退・絶食も)に陥ってしまうことも多いんですよ
病気以外の猫の食欲不振・減少原因①~ストレス
猫はとても繊細で神経質な動物(例外あり…例:ピトー)と言われています。故にストレスにさらされやすく、ストレスフルな状況となった時に食欲に影響を及ぼし、食欲不振となる場合があります
ストレスの原因となる事柄は様々です。気候や住環境の変化(引っ越しや居住スペースの変更、飼い主、家族が変わったり新たに加わる、ペットホテルでの宿泊…etc)に加え、多頭飼い環境の場合は他の猫との相性やケンカ、猫コミュニティの中のカーストといったものもストレスの原因となります
うちの猫たちも家に来客があった時(子供がいたら特に)とかは帰った後も物陰に隠れていてご飯タイムになってもなかなか出てこない事とかありますし、ハードな喧嘩のあとなどもビクビクして全然食べない事とかありますね
病気以外の猫の食欲不振・減少原因②~キャットフードの好き嫌い
人に食べ物の好き嫌いがあるように、猫も好き嫌いの激しい猫がいます。うちの黒猫ニコちゃんは生前、しらすやささみ、かつおの入ったウェットタイプのキャットフードは絶対に食べませんでした。意外と猫ってグルメなんですよねw
というわけで、普段食べていたフードを別の種類のものに変えたりした場合など、餌の味や香り、食材が好みではなかった場合などで食欲が減退したり全く食べなくなったりすることがあります。あと、加齢によって今まで食べていたものを食べなくなる(好みが変わる)こともありますね
フードやおやつを別のものに変更する場合は、一気に変えるのではなく少しづつ今まで使用していたものに新しいのを混ぜたりして徐々に慣らしていくなどの工夫をしてみてください
病気以外の猫の食欲不振・減少原因③~体質や食習慣、食環境の変化
それぞれの猫の体質や食習慣、食環境の変化などが原因で食欲不振や減退が起こることもあります
猫にも大食漢の猫、食が細く小食な猫がいます。猫分けという言葉があるように完食せずにチョイ残しする猫もいますよね。食が細い猫は日によって残したりする場合も珍しくありません。その猫にとってベストな食事の量を把握しとくのは大事なことですね
さらに食習慣の変化です。例えば置き餌でもらっていた猫が定時のご飯タイムに変えた時などはなかなかその食習慣が抜けずに始めのうちは食べないというパターンもあります
普段ご飯を食べている場所を変えた場合なども食欲の増減に影響することがあります。ご飯を食べる場所がトイレの近くになったりしたらキレイ好きな猫の食欲を奪ってしまうという事もあります
食事の環境を変える場合には猫ちゃんにとってベストな環境を整えてあげることに気を配ってあげたいですよね
病気以外の猫の食欲不振・減少原因④~猫の習性、盗み食い!!
これは我が家でたまにある事なのですが…
ご飯を食べないと思ったらまさかの「盗み食い!!」パターン。泥棒猫って言葉がありますが正にそれですw
うちの場合、チャコがとにかく戸棚を開けまくる習性がありまして(ホントに天才的な才能なのです)…戸棚という戸棚にはロックをかけているのですが、たま~にかけ忘れたりすると、餌を入れている引き出しやパンの入ってる戸棚を開けて食べている場合があるのです
ご飯タイム、いつもは皆が寄ってくるのに今日は全然催促せんなーと思ったら不在の間に盗み食いしてましたっ!てオチが何度かありました
皆さんもお気をつけあそばせ…
猫の食欲不振・減少・絶食のまとめ
それではまとめます
- 繊細な猫はストレスが食欲不振の原因となる事も
- キャットフードの好き嫌いで食欲が減退する可能性も
- 食事量の個体差や置き餌習慣の有無、ご飯環境の変化が原因かも
- 盗み食いにはお気をつけて!
以上ですが、やはり食欲不振で一番恐れなければならないのは病気です。食欲不振を伴う病気の中には命に関わる恐ろしいものもあります。しっかり猫ちゃんの様子を見て選択肢を間違わないようにしたいですね
コメント