チャーの腎臓病(腎不全)定期健診~血液検査の結果と奴の耳にまた怪しげなものが…

出窓から外の景色を見るチャコ(茶トラ雌)と寝ているポツ(シールポイント雄) 腎臓病闘病記
チャコ&ポツ

明日(4月13日)はチャコの3か月ぶりの定期健診の日だけど前回検査時より数値が悪くなっていなければいいなぁ、なんて思っていたそんな夜…

隣で寝ていたポツの耳を何気に触っているとなんか異物感が…見てみると耳の内側に何やらかさぶたのようなものが。よく見てみると、耳の裏側は毛が抜けて膿のような汁が垂れているではありませんか

妻と「これ、明日病院で診てもらった方がいいよなぁ。年も年だし悪化する前に適切な処置してもらおうか」と話し、チャコと一緒にポツも翌日の病院へ連れていくこととなりました

膿が出て毛が抜けている耳裏の患部(ポツ16歳雄猫)
ポツの耳裏患部

ポツの耳に硬い塊?最悪腫瘍の可能性も?

病院へ到着し、まずはチャコの診察。体重は3.1㎏でほぼ増減なし。年齢的にも病気的にも体重横ばいはいい傾向ですとのこと。視診触診も問題なさそうで採血へ

そしてポツの番に。患部を診てもらったところ

「多分傷が化膿したんだと思いますけど…ちょっと硬くなって塊のようになっているのが気になるので、抗生物質を飲ませてもらって1週間後にもう一度来てもらえますか?まあ恐らく抗生物質で治るとは思いますけど」

とのこと。まあ16歳…人間に換算すると80歳なんだから抵抗力や免疫力も衰えるし何かしら出てきてもおかしくないよなぁなんて思いながら1週間後の予約を入れときました。可能性は低いですが、抗生物質で治らなければ腫瘍の可能性も僅かだけどあるとのことでした(抗生物質飲み始めから2日後の現在、患部は大分良くなってきてる感じでとりあえず一安心

そして患部の洗浄や薬の塗布のために一度我々は診察室を出た後ポツを迎えにいったところ先生が

「体重が5㎏になってますね。この年齢で体重が増えるってなかなかないですよw(前回の診察時比)」

と。「うーん先生、これでも大分痩せたんですが…(全盛期は8㎏汗)」と返してチャコの血液検査待ちのために待合室へ

血球計算結果と生化学検査結果…気になるクレアチニンと血中尿素窒素数値は?

血液検査の結果が出たようで呼ばれたのでみたび診察室へ。そして血液検査のうち血球計算結果がこちらです

検査結果今回数値前回数値単位基準値
白血球(WBC)16910910e2/uL55 -195
赤血球(RBC)90790710e4/uL500 -1000
ヘモグロビン(HGB)11.711.8g/dL8.0 -15.0
ヘマトクリット(HCT)36.336.724.0-45.0
平均赤血球容積40.040.5fL39.0-55.0
平均赤血球ヘモグロビン量12.913.0pg12.5-17.5
平均赤血球血色素濃度32.232.2g/dL30.0-36.0
血小板(PLT)33.632.210e4/uL30.0-80.0
リンパ球%11.0↓17.1↓20.0-55.0
単球%2.42.51.0-4.0
好酸球%7.84.52.0-12.0
顆粒球%78.8↑75.935.0-78.0
リンパ球191910e2/uL15-70
単球4310e2/uL0-9
好酸球13510e2/uL0-15
顆粒球数133↑8210e2/uL25-128
RDW-CV14.614.813.0-17.0
RDW-SD23.424.0fL20.3-37.4
PCT0.270.260.00-2.90
平均血小板容積8.0↓8.2↓fL12.0-17.0
PWD血小板分布幅15.115.90.0-50.0
横スクロールで見ることができます

前回と変わったところといえば、顆粒球数と顆粒球%、リンパ球%が範囲外となったことですが、このあたりの数値はそんなに気にする必要はないみたいですね

生化学検査の結果がこちらです

検査結果今回数値前回数値単位基準値
BUN(血中尿素窒素)85.9↑70.3↑mg/dL17.6 – 32.8
CRE(クレアチニン)4.22↑4.42↑mg/dL0.90 – 2.10
IP(リン)4.13.7mg/dL2.6 – 6.0
Na(ナトリウム)156155mEq/dL147 – 156
K(カリウム)4.34.5mEq/dL3.4 – 4.6
CL(クロール)122↑117mEq/dL107 – 120
横スクロールで見ることができます

毎回言いますが、この中で最も重視しなければならないBUN(血中尿素窒素)が上昇、CRE(クレアチニン)がやや下がっていました。先生曰く、トータルすればほぼ横ばいといってもいいと思いますとのこと。血中尿素窒素に関しては前々回も80以上の数値でこの辺りはどうしても上下してしまうということでしたね

突然大きく悪化する事が特徴のこの腎臓病で迅速に対処するために、少しでもおかしな兆候があったらすぐ病院へ連れてきてくださいといわれて3か月後の検査に決まりました

病院帰りで警戒心MAXのポツと大御所並み貫禄のチャコw

病院慣れしているチャコは家に帰ったら普段と変わりなく過ごしていましたが、病院慣れしていないポツはキャリーケースを開けても警戒してなかなか出てきませんでした

やっと出てきたと思っても普段なら自分の近くで寝転がったり、名前を呼んだら甘えた声で返事をする程の我が家で一二を争う甘えん坊なのにそんな素振りも全くなく、辺りを極度に警戒しながらわたしや妻にも近寄ろうとしません。人一倍ポツに甘えられる妻もこれにはショック。「もう警戒して甘えてくれないのかな…」とちょっと落ち込みモードに

んでその日の夜…

病院から帰宅して数時間後、警戒が解けて甘ちゃんモードのオス猫ポツ

はい、元通り。この子のこーゆーとこが大好きなのですwポツ、来週も頑張りや~

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